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オフラインデプロイメント

オフライン環境では、以下2つのケースのネットワーク設定のどちらでもDifyをデプロイできます。

  1. ホワイトリストを許可するケース
  2. 完全にネットワークから隔離されているケース

以下の手順でDifyをデプロイしてください。

マーケットプレイスアクセスの無効化

外部リクエストの失敗による問題を回避するため、マーケットプレイスへの接続を無効化します。

  marketplace:
    enabled: false # マーケットプレイスアクセスを無効化
    url: "https://marketplace.dify.ai"
    apiUrl: "https://marketplace.dify.ai"

カスタムイメージリポジトリの設定

ネットワークが docker.io にアクセスできない場合は、デフォルトのイメージリポジトリの代わりにカスタムイメージリポジトリを使用できます。

plugin_connector:
  gatewayImage: "nginx:1.27.3"
  shaderImage: "gcr.io/kaniko-project/executor:latest"
  busyBoxImage: "busybox:latest"
  awsCliImage: "amazon/aws-cli:latest"
  generatorConf: |
    generator:
      repo: langgenius
      python:
        pipMirror: ""
        preCompile: true
        versions:
          python3.13:
            langgenius: docker.io/langgenius/plugin-build-base-python:3.13
          python3.12:
            langgenius: docker.io/langgenius/plugin-build-base-python:3.12
          python3.11:
            langgenius: docker.io/langgenius/plugin-build-base-python:3.11
          python3.10:
            langgenius: docker.io/langgenius/plugin-build-base-python:3.10
  1. プライベートイメージに置き換える必要があるイメージは以下のとおりです。

    • gatewayImage:プラグインゲートウェイサービスのイメージ
    • shaderImage:プラグインビルド時に使用するシェーダーイメージ
    • busyBoxImage:プラグイン実行時に使用する Busybox イメージ
    • awsCliImage:AWS CLIツールのイメージ(AWSを使用しない場合は無視して構いません)
    • python3.xx:プラグインのビルドに使用するベースイメージ
  2. pipMirror をカスタムのミラーソースURLに置き換えてください。

  3. イメージをプライベートイメージリポジトリに同期してください。 同期方法: プライベートレジストリへのイメージ同期